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今年のウィンブルドンはフェデラーとロディックが最後の最後に
私たちに興奮と感動を与えてくれましたが、
120年以上と、ほぼ同じくらいの歴史を持つゴルフの全英オープンでも
一人の老兵が深く静かな感動を世界に与えました。

その人の名は「トム・ワトソン」 59才。

勿論若い頃はあの「ジャック・ニクラス」から帝王の名を奪うほどの
超がつく名選手でした。近頃はシニアツアーを回っていたようですが
久しくその名前を聞く事はありませんでした。
今回も当初、出場自体が話題になるくらいのものでした。

しかし冷静沈着、無駄な力の抜けた、けれど昔のままの鋭いスイングで
並み居るパワー主体の若者たちの間をするするとすり抜けていくのです。

ワトソンの最大の武器はその豊富な経験、くぐり抜けた修羅場の数
だったのではないでしょうか。昨年の「グレッグ・ノーマン」
(クリス・エバートの旦那)もそうだったように。

4日目(最終日)の18番(最終ホール)パーパットを打つまで優勝の
チャンスはありました。しかしその時点で彼の気力・体力はもうすでに
限界を超えているようにも見えました。ボールが力なくカップの横に
止まった時、彼の「THE OPEN]」は終ったのかもしれません。

どんなに素晴らしいショットやパットをしても派手なガッツポーズを
するわけでなく、ただ淡々、飄々とプレーする姿に玄人好みの
スコットランドの観衆たちだけでなくテレビギャラリーの日本の
おじさん達も感動に震えながら拍手を送りました。
どちらが勝者か分からないくらいに・・。

ウィンブルドンのロディック同様、魂を揺さぶる素晴らしい敗者でした。

おじさんもまた久しぶりにコースに出てみたくなりました!

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